G検定 × 解説記事

適合率・再現率・F値って結局なんなの?🎯

“当てた中の的中率”と“本当は的中したものの拾い漏れ”——予測の質を測る3指標。

1.基本を理解

読み方・用語解説
読み方
てきごうりつ・さいげんりつ・エフち
英語名
Precision, Recall, F-score
提唱者・年代
混同行列(No.217)から導かれる古典的な評価指標

💡 豆知識——医療のスクリーニングでは再現率(取りこぼし)を、スパム判定では適合率(誤検知)を重視する——“重視する指標の選び方”が実務の肝。

【セットで覚えたい関連用語】

適
適合率(No.80)予測“陽性”の中で本当は陽性だった割合。
再
再現率(No.81)本当は陽性の中で予測“陽性”になった割合。
混
混同行列(No.217)TN/FP/FN/TP——3指標の出発点。

2.意味(定義)と例え話

一言で言うと?

正解率の限界を補う評価指標——適合率(当てた中の的中率)・再現率(本当の的中の拾い率)・F値(両者の調和平均)で予測の質を測る。

背景・歴史的流れ

正解率では“少数クラス”の性能が歪むため、適合率・再現率が提案され、両者のバランスをF値(1962年 van Rijsbergen)が表す。

身近な例え話

雨の予報——“毎日雨が降る”と当てれば適合率が下がる(当てた中では外れ多い)、“雨の半分しか言わない”と再現率が下がる(取りこぼし)。F値はその“総合点”。

AIとの関係

不均衡データ(悪性1%・良性99%など)でモデルの真の実力を見る、分類問題の定番メトリクス。

おすすめの活用法・注目ポイント

「正解率では見えない不均衡対応」で。F値=2PR/(P+R)・“両立の調和平均”が鉄板。

3.直前に理解(Q&A)

7問

Q1. 適合率とは?最頻出

予測“陽性”の中で、本当は陽性だった割合(当てた中の的中率)。

Q2. 再現率とは?最頻出

本当は陽性の中で、予測“陽性”になった割合(取りこぼしの少ない度)。

Q3. F値(F-score)は?最頻出

適合率と再現率の調和平均——2PR/(P+R)。F1値が代表。

Q4. 正解率の限界は?頻出

クラスが不均衡だと正解率が高く出てしまう(多数クラスの当たらなくても99%)。

Q5. 重視する指標の選び方は?頻出

取りこぼしが命取りなら再現率、誤検知のコストが大きいなら適合率。

Q6. F値は損失関数か?ひっかけ

異なる。評価指標(メトリクス)であり、微分できる損失関数ではない。

Q7. 位置づけは?親と子

混同行列 ⊃ {適合率 / 再現率 / F値}。

4. まとめ

適合率(当てた中の的中率)・再現率(取りこぼし率)・F値(両者の調和平均)——不均衡データで“正解率の裏”を見る3指標。

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