1.基本を理解
読み方・用語解説- 読み方
- てきごうりつ・さいげんりつ・エフち
- 英語名
- Precision, Recall, F-score
- 提唱者・年代
- 混同行列(No.217)から導かれる古典的な評価指標
💡 豆知識——医療のスクリーニングでは再現率(取りこぼし)を、スパム判定では適合率(誤検知)を重視する——“重視する指標の選び方”が実務の肝。
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2.意味(定義)と例え話
正解率の限界を補う評価指標——適合率(当てた中の的中率)・再現率(本当の的中の拾い率)・F値(両者の調和平均)で予測の質を測る。
正解率では“少数クラス”の性能が歪むため、適合率・再現率が提案され、両者のバランスをF値(1962年 van Rijsbergen)が表す。
雨の予報——“毎日雨が降る”と当てれば適合率が下がる(当てた中では外れ多い)、“雨の半分しか言わない”と再現率が下がる(取りこぼし)。F値はその“総合点”。
不均衡データ(悪性1%・良性99%など)でモデルの真の実力を見る、分類問題の定番メトリクス。
「正解率では見えない不均衡対応」で。F値=2PR/(P+R)・“両立の調和平均”が鉄板。
3.直前に理解(Q&A)
7問Q1. 適合率とは?最頻出
予測“陽性”の中で、本当は陽性だった割合(当てた中の的中率)。
Q2. 再現率とは?最頻出
本当は陽性の中で、予測“陽性”になった割合(取りこぼしの少ない度)。
Q3. F値(F-score)は?最頻出
適合率と再現率の調和平均——2PR/(P+R)。F1値が代表。
Q4. 正解率の限界は?頻出
クラスが不均衡だと正解率が高く出てしまう(多数クラスの当たらなくても99%)。
Q5. 重視する指標の選び方は?頻出
取りこぼしが命取りなら再現率、誤検知のコストが大きいなら適合率。
Q6. F値は損失関数か?ひっかけ
異なる。評価指標(メトリクス)であり、微分できる損失関数ではない。
Q7. 位置づけは?親と子
混同行列 ⊃ {適合率 / 再現率 / F値}。
4. まとめ
適合率(当てた中の的中率)・再現率(取りこぼし率)・F値(両者の調和平均)——不均衡データで“正解率の裏”を見る3指標。